自作電源タップ天板|C1100P タフピッチ銅板 板金加工サンプル
純銅の一般的な板金材料のタフピッチ銅板(C1100P)の精密板金・機械加工(端面フライス加工)サンプルとして、自作用で使用する電源タップの天板の製作実例をご案内しています。
製品情報、板金加工内容・部品加工データの詳細、設計・加工のポイントなどをご紹介していますので、お見積もり・ご注文の際の参考にしてください。
■ 自作用銅板製の電源タップ天板
■ 製品サンプル写真
電源タップ天板-自作用
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■ 製品情報・加工データ詳細
- 加工カテゴリー : 板金加工・機械加工(フライス加工)
- 製品名称 : 電源タップ天板(自作用)
- お客様 : 企業様向け
- 製品用途 : 自作利用するタフピッチ銅板製の電源タップ天板として利用
- 設計者 : お客様
- 加工用図面形式 : CAD作図によるPDFファイル図面
- 製品構成部品点数 : 1点
- 組立方法 : −
- 製品概略サイズ : 134mm(W)×424mm(L)×4mm(H)
- 素材材質・材料 : タフピッチ銅板 C1100P 比重(密度)8.89/銅(Cu)純度99.90%以上
- 板厚 : t4.0mm
- 表面処理 : なし
- 製作数量 : 1個
- ブランク加工方法 : シャーリングカット(1) 及び フライス加工(フライス盤)(2)
- 曲げ加工内容: なし
- 絞り加工 : なし
- 穴加工方法 : プレス抜き(セットプレス(3))、ドリル加工(皿ざぐり加工)
- 穴加工数 : 5-φ36穴、10-M4皿ネジ用皿座ぐり穴
- タップ加工数 : −
- 溶接箇所 : 溶接なし
- 溶接後の表面処理 : −
- 図面指示の特定寸法公差 : 特定箇所の寸法公差指示なし
- 図面指示なき寸法公差 : 板金加工品の一般公差(JIS B 0408-B(4) 打抜き・曲げ・絞り)
- 金型又は簡易ジグ製作の要否 : 不用
- 加工難易度 :
- 材料費価格(材料コスト) :
- 加工賃価格(加工コスト) :
- 表面処理価格(表面処理コスト) : −
- トータル価格(トータルコスト) :
- 納期 : (注文後営業日10日以上程度)
- 評価(満足度) :
■ 注記(用語の説明)
- 注(1).シャーリングカット(シャーリング加工)
- 鋼板・板材を切断すること。切断の原理は、紙を切るハサミと同様。
以下のような機械で加工する。
- 注(2).フライス盤(フライス加工)
- 工作物に送り運動を与え、主軸とともに回転するフライスを使用して、平面削り、溝削りなどの切削加工を行う工作機械。
一般的な汎用フライス盤から、数値制御されたNCフライス盤(CNCフライス盤)など、用途や加工目的・手段などにより様々なフライス盤がある。
フライス盤の参考英語:milling machine(参考写真は以下)
- 注(3).セットプレス
- 鋼板・板材に穴などのパンチング加工を行う機械。
- 注(4).JIS B 0408-B
- 金属プレス加工品(金属板を打抜き・曲げ・絞りによってプレス加工したもの)の普通寸法公差(特に図面に指示のない寸法の公差、一般公差)は、JIS B 0408(金属プレス加工品の普通寸法公差)に規定される等級”B級”によるという意味。各等級の普通寸法許容差は以下。
■ 加工図面、設計・加工のポイントなど
■ 自作用タフピッチ銅板製電源タップ天板の加工図面
このタフピッチ銅板製電源タップ天板(自作利用)の加工用図面は以下の図面になります。
横長サイズの製品図面なので、図面の上下方向にはオンスケールで描かれていますが、横方向の寸法は実寸ではなく縮小して描いてあります。
【タフピッチ銅板製の自作利用電源タップ天板の製作図面】
■ 設計・加工のポイント
タフピッチ銅板(C1100P)の板厚t4.0 は、板金加工eyeでは通常、在庫している材料ではありませんが、加工は対応可能なので、別途材料を手配して対応している銅板加工品になります。
外形の寸法は、シャーリングカットにより概略寸法を出した後、4辺の端面(コバ面)にフライス加工を施して正確な寸法を出しています。
タフピッチ銅板の比重(密度)は8.89なので、五つのφ36穴と10個のM4皿ビス用皿ザグリ穴の分を差し引いても、この自作用電源タップ天板1枚の重量は、約1.8kgほどあります。